無人搬送車(AGV・AMR)の製品一覧
「牽引型AGV」は、株式会社カナツーによって提供されている無人搬送車です。生産ラインの効率化を目的として利用されており、人件費削減や施設レイアウトの自由化などにも貢献しています。障害物検出センサーも搭載されているため、人が行きかう施設内でも安心。特殊なタイヤを採用することで安定した走行を実現し、搬送効率を高めています。
「CarriRo」は、中部産機システムズ株式会社の提供する搬送ソリューションです。搬送にはジョイスティックで操作を行うドライブモード、先頭の台車に追従するカルガモモード、無人で運搬を行う自律移動モードの3パターンがあり、状況に応じて使い分けられます。また、自動充電やカゴ台車などとの自動牽引脱着など、人の手間を削減する機能が搭載されており、業務効率化をサポートします。
「平ボディAGV」は、株式会社カナツーの手掛ける無人搬送車です。平らな形が特徴で、重量物でも安定して運ぶことが可能。磁気による誘導を採用しており、工場内を柔軟に活用できます。また、製品モデルは積載重量100kgと500kgの2タイプですが、大型のAGVにも対応。搬送に人の手を必要としないため、生産性の高い業務に注力できるようになります。
「GO-BEE」は、株式会社神戸製作所の手掛けるAGVです。磁気誘導での自動走行を特徴としており、省人化や安全性の向上に貢献しています。積載重量は200kg・500kg・1,500kgの3仕様に分かれており、物量の増加に応じてAGVを追加することも可能。一定の速度で荷物を運搬するため、荷崩れ防止にも役立ちます。
「KeiganALI」は、株式会社Keiganの開発する自律移動ロボットです。トーアメック株式会社はコンベア・搬送機のひとつとして「KeiganALI」を提供しており、導入を支援しています。同製品はコンパクトなサイズが特徴で、最大30kgまで搬送可能。マップの作成や設定も容易にでき、導入・運用をスムーズに進められます。
「Lux48」は、株式会社MEMOテクノスの開発するハイブリッドロボットです。AGVの上部に細かな動作を行う産業用ロボットを搭載しており、自律移動しながら現場に応じた業務を実行。現場のマップ化は機械に搭載されたソナーを利用して自動的に行われ、読み取った情報をもとに現在位置を認識しながら移動します。
「LuxPro」は、株式会社MEMOテクノスの手掛ける自律移動型ロボットです。双腕型の協働ロボットと無人搬送車で構成されており、作業状況や工程に応じて複数の作業を行います。たとえば商品を箱詰めして指示された場所に移動し、空き箱を元の場所に持ち帰るなど人と同様の動きが可能なので、省人化や効率化につながります。
「HAIPICK A42」は、HAI ROBOTICS社が開発したACR(自律型ケースハンドリングロボット)です。一度に最大9個までケースを搬送でき、倉庫内の物流改善に大きく貢献します。また、同製品は、最大1.8m/sの速度で移動しながら効率よく荷物をピッキング。モデルによって高さ5,200cmの荷物まで運び出せるため、倉庫のスペースを無駄なく活用できます。
「TiTra G」は、ロボットの設計や製造販売を行う株式会社匠が提供しているリフト型AGVです。「TiTra G」には搬送重量500kgの「TiTra G500」と1,000kgの「TiTra G1000」とがあります。誘導には2次元コードを利用。床面に一定間隔でコードを設置し、読み取りながら進んでいきます。同社の製品は購入以外にリースもできるので、予算に合わせた選択が可能です。
「SLAM KEY CART」は、トヨタL&F中部株式会社の提供するAGVです。SLAM技術の採用により磁気テープなしで誘導可能。レイアウト変更やメンテナンスの手間も削減され、運用の柔軟性を高めています。また、搬送指示はタブレットを利用するので簡単。パレット用やカゴ車用などさまざまな什器とも連結でき、搬送業務を大きく改善します。
「OUT」は、四恩システム株式会社の提供する牽引型AGVで、搬送重量は最大1000kgです。防水性や悪路走破性に優れており、屋外での使用にも対応しています。誘導方式はライントレース方式・スポット方式・SLAM方式から選択可能。使用したい現場に応じて事前シミュレーションができ、運搬業務の最適化に向けて相談できます。
「CREW」は、四恩システム株式会社の提供する低床潜り込み型AGVです。高さが180mmと低く設定されているため、カゴ台車などの下に潜り込んで台車ごと運ぶことができます。また、同社のAGVはライントレース方式・スポット方式・SLAM方式の3つの誘導方式から選択可能。現場の状況に応じて事前シミュレーションを行うため、安心して導入できます。
株式会社半谷製作所の「AGV」は、安全性の向上や作業人員の削減、環境対策を目的とした無人搬送車です。現在は社内向けに開発されており、将来的には社外に向けた販売も検討。必要な機能だけに特化しており、市販のAGVよりコストを抑えて開発されています。
「Gulf-3000-QDD」は、自動運転・自動脱着ができる無人牽引車です。荷物の積み下ろしは手作業となりますが、最大3000kgの牽引ができ、倉庫や工場での運搬業務を大きく改善します。同製品の研究開発や製造は中国のStandard-Robots社が実施。日本ではテクトレ株式会社が輸入販売を請け負っており、導入から稼働までサポートしています。
「Gulf-MP15」は、テクトレ株式会社の提供するカウンターバランス型自動運転フォークリフトです。中国のStandard-Robots社によって開発されており、同社が総代理店として輸入を行っています。最大積載量は1500kgで標準リフト高は3mですが、カスタマイズをすることで最高4.5mまで可能。障害物を検知する機能も搭載されており、運搬業務を安全に進められます。
「SMT」は、中国のStandard-Robots社によって開発された自動移載ロボットです。テクトレ株式会社が輸入販売を請け負っており、導入から稼働までサポートしています。同製品はローラー固定式や上下移動式など数種類に分かれており、用途に応じて選択可能。たとえば2段式であれば材料の引き渡しと空き箱の回収を同時に実行することで、生産性の向上を図れます。
「OASIS1200E」は、2023年6月より販売開始されたAMRです。中国のStandard-Robots社によって研究開発・製造されており、テクトレ株式会社は日本における総代理店として導入支援を行っています。「OASIS1200E」は、現行機種である「OASIS1200D」に比べて一回り小さくなった点や安全性能がさらに強化されている点が特徴。狭いエリアでも稼働しやすくなり、活用の幅が広がっています。
「OASIS1200D」は、中国に本社をもつStandard-Robots社が手掛ける最大可搬重量1200kgの搬送ロボットです。テクトレ株式会社は総代理店として「OASIS1200D」の導入を支援しています。同製品は高さ260mmに設計したことで運搬する荷物の重心を低くした点が特徴。大型な荷物も安全に運べるため、重い荷物の輸送が求められる業界でも導入を検討できます。
「OASIS600E」は、最大600kgまで運搬可能な搬送ロボットです。中国のStandard-Robots社によって開発されており、テクトレ株式会社は代理店として製品を取り扱っています。同製品は障害物を自動で避けたりバッテリーの低下に合わせて自ら充電ステーションに移動したりとさまざまな機能を搭載。複雑な環境や安全性が求められる作業場での効率的かつ柔軟な搬送を実現します。
「OASIS600C」は、ポジショニングの正確性や安定した走行などが特徴のAMRです。中国に本社をもつStandard-Robots社によって開発されており、テクトレ株式会社は輸入販売を請け負っています。「OASIS600C」には通常の自律走行ロボットに加えて昇降牽引型モバイルロボット「OASIS 600C/SRL」があり、どちらも可搬重量は600kgです。必要な機能に応じて選択でき、効率的かつ安全な搬送作業を実現します。
「OASIS300E」は、中国に本社を構えるStandard-Robots社が開発する自動搬送ロボットです。テクトレ株式会社は総代理店として同社のAMRを取り扱っており、幅広い製品のなかから目的に応じて選択できます。なかでも「OASIS300E」は、改善された安全性とメンテナンス性、効率的な製造プロセスが特徴。拡張性が高く、狭いエリアでも作業ができるため、さまざまな活用が可能です。
「OASIS300C」は、テクトレ株式会社の販売するSLAM式AMRです。中国に本社を構えるStandard-Robots社が手掛けており、同社の製品はHUAWEIやTOYOTAなどでも導入されています。同社のARMは種類が豊富にありますが、「OASIS300C」は可搬重量300kgながらコンパクトなサイズ感が特徴。自動充電やエレベーターへの自動乗降もでき、高い清浄度が求められる空間でも利用可能です。
「自律走行搬送ロボットMiR」は、大喜産業株式会社が取り扱っているAMRです。「MiR」は高度な自律走行能力や拡張性の高さ、ラインナップの豊富さなどが特徴のAMRですが、大喜産業株式会社はデンマークの製品である「MiR」の国内正規代理店として最適なタイプを提案しています。導入を検討している場合は、大阪と東京にあるロボットラボにて実機の見学も可能です。
「自律走行搬送ロボットMiR」は、デンマークに拠点を置くMobile Industrial Robots社の提供するAMRです。IDECファクトリーソリューションズ株式会社は「MiR」の代理店として製品の販売や保守サービスを行っています。「MiR」は柔軟性が高く、トップモジュールを変更することで幅広い用途に対応することが可能。IDECファクトリーソリューションズ株式会社では保守サービスも行っており、車輪の破損など緊急時も安心して相談できます。
「Hybrid-AMR」は、株式会社LexxPlussが手掛ける自動搬送ロボットです。特許技術による精度の高いシステム連携と狭路での安全な走行が特徴で、最大500kgの荷物を迅速に搬送。超音波センサーや衝突防止用カメラなど安全にも配慮されており、台車搬送時に接触があった場合には自動で停止する機能もあります。また、2022年には佐川急便が12台の同製品を通過型センターに導入。深夜帯における荷物処理能力を向上させ、高い評価を得ています。
「Kaghelo(カゲロウ)」は、TRUST SMITH株式会社の提供する汎用型AGVです。TRUST SMITH株式会社から独立したIndustry Alpha株式会社によって開発されており、磁気テープやQRコードなしで自律走行が可能。また、最大積載量1000kg、最高速度10km/h、175mmの薄さに対応といった幅広い活用が期待できるスペックがあり、工場や倉庫など大規模施設での物流効率を大幅に向上します。
「ジェニアント」は、グループ本社をフランスに構えるフィブイントラロジスティクス株式会社が提供しているAMR型ソータです。商品を自動で仕分けるソータとAMRの機能を合わせもち、宅配や郵便、eコマースなどさまざまな業界に導入されています。取り扱い可能な商品の種類も幅広く、他のシステムでは仕分けが難しい不定形品や小物にも対応。さらに、効率的なルート算出により、迅速かつ正確な仕分け作業をサポートします。
「ラピュタPA-AMR」は、ラピュタロボティクス株式会社の提供するピッキングアシストロボットです。スタッフ1名が2~3台の同製品を担当することで、商品を効率的に運びます。製品導入後のサポート体制も整っており、運用定着や作業効率の改善に向けて同社が伴走する点も魅力。日本通運やアスクル株式会社など大規模な倉庫を有する企業にも導入されており、生産性を2倍にアップできたという声もあります。
株式会社セキュリティデザインの「DANDY AUTO-PILOT」は、日本初の台車型AGVです。製品はサブスクリプションで提供されており、月額198,000円(税抜)から利用できます。また、施工に磁気テープを使用しない点も特徴。本体に搭載されたタッチパネルで自由に経路設定でき、レイアウト変更にも柔軟に対応できます。
無人自動搬送ロボット「Σone100」は、作業者の介入なしに部材を自動で目的地まで搬送する高度な機能を備えています。拡張SLAM機能により、環境の変化にも迅速に対応し、自動で地図を作成して高精度な位置同定を実現します。さらに、インテリジェント群制御オプションにより、最大20台のAGVを効率的に管理し、最適な経路での搬送を可能にします。これにより、少量多品種生産のラインでのリードタイムの短縮と生産性の向上を実現し、スマートファクトリーの効率化に貢献します。