「SLAM KEY CART」は、SLAM技術による正確な自律走行を実現しています。磁気テープの場合は摩耗時やレイアウト変更時にテープを張り替える必要がありましたが、SLAM誘導にすることでメンテナンスの負担を軽減。レイアウト設計の自由度も高まり、物流の効率化に向けた最適なルートを検討できます。

「SLAM KEY CART」では、タブレットを利用して搬送指示やルート設定、作業パターンの変更などを行います。タブレットは機台用と作業者用に分かれ、作業者用タブレットでは遠隔操作が可能。作業者用で「SLAM KEY CART」を呼び出して機台用で行き先を指示するなど、多様な活用ができます。

「SLAM KEY CART」の特徴のひとつに、連結治具と組み合わせることでさまざまな搬送形態に対応できる点が挙げられます。たとえばパレット用や6輪カート用、カゴ車用などと連結でき、最大500kgまで搬送可能。機台にある複数のセンサーによって障害物を検知し、自動で走行停止や回避もできるので、安全面にも配慮しながら運搬能力を高められます。