「TiTra G500」と「TiTra G1000」はそれぞれ500kgと1,000kgの搬送重量を持ち、重い物資や大量の荷物の移動を可能にしています。たとえば人が棚に移動して荷物の積み下ろしを行っていた場合、「TiTra G」を導入することで棚自体を人のもとに運べるため、作業者の移動時間や業務負荷の軽減につながります。

「TiTra G」は、2次元コードによる誘導方式を採用。コード間の幅は、棚を運ぶ際や回転幅などを考慮して1.2m間隔が推奨されています。また、2次元コードを読み取りながら走行することで安定性を高めており、停止誤差±1cmを実現。複数台の使用時も、目的地に別のロボットがいれば一つ手前の2次元コード上で待機するなどスムーズに動作を行います。

株式会社匠は、「TiTra G」の設計から開発、製造、アフターメンテナンスまでワンストップで実施。製品のカスタマイズも受け付けており、柔軟な対応が可能です。また、在庫管理システムとの連携が不要で決まったライン上に荷物を運ぶだけの場合は「シンプル導入」を提案。通常よりも納期やコストを抑えられるため、スピーディーな導入を実現できます。