「AGBOT」は、協働ロボットを搭載することで商品のピックアップから搬送、次のベルトコンベアへの移載などをまとめて実現できるAGVです。上部のアームは最大10kgまでの積載が可能。さらに製品の裏側には収納棚があり、最大50kgまで載せることができます。また、走行はレーザースキャン方式を採用しており、ガイドが不要。ベルトコンベヤを設置するよりも少ないスペースで済み、工場内を有効活用できます。

従来のAGVの停止精度は±10〜30mmですが、「AGBOT」は作業スペースに移動してから上部のロボットが補正動作をすることで±0.5mmの高い精度を実現。精密性が求められる作業であっても、ロボットによって調整されるため繰り返しの作業を安定的に実行できます。

「AGBOT」には、最大60台の運用管理ができる専用システム「AGWORKS」があります。「AGWORKS」では運用スケジュールを柔軟に設定できるため、作業効率の向上に効果的。ユーザーがすでに使用している生産システムと連携させることもできるので、現場への導入もスムーズに進められます。