「デリバリーカー」は、印刷工場の製造ラインを改善するための無人搬送車です。通常のAGVよりも床高を低くし、印刷用紙の積み下ろしや高積み時の負担を低減できる設計となっています。また、フォークリフトなどを使用して木製パレットを運ぶ場合は木くずが発生しますが、同製品なら工場内を清潔に保ちやすい点も魅力です。

株式会社木田鉄工所は、発注者の求める紙型に適したサイズの「デリバリーカー」を製作します。事前に設置する際のレイアウトも含めてオーダーメイドで提案するため、工場内全体の改善につなげることも可能。搬送作業を最適化でき、業務効率化を図れます。

集電レールを利用して駆動する「デリバリーカー」は、通常のAGVでは必要となるバッテリーを使用しません。そのためバッテリー交換やメンテナンスにかかる手間や費用を抑えることができます。長期間の使用においてもコストを圧迫しないため、導入を検討しやすい製品です。