「ROBOT-Vシリーズ」には、数多くの製品があります。たとえば「Robot-V100-CV」は積載荷重100kgで上部にローラ―コンベヤを搭載。「Robot-VL600-RBP」は600kまでリフトアップでき、カゴ台車ごと搬送できます。ほかにもパレットごと持ち上げられる最大1,000kg対応の「Robot-V1000-P」や連結した台車を最大2,000kgまで牽引できる「Robot-V2000-K」などがあり、軽量品から重量品まで幅広く対応可能です。

「ROBOT-Vシリーズ」の大きな特徴として、これまでの2D-SLAM方式では難しかった±10mmの停止精度を実現している点が挙げられます。精度を高めるための部分的な磁気テープやターゲットマーカーを必要としないため、導入も簡単。ルート変更時も追加の施工が不要なので、コスト面でも安心です。

「ROBOT-Vシリーズ」は、オプションで非接触式の自動充電を採用できます。AMRの待機場所に送電機を設置しておくことで搬送の合間に充電ができ、24時間連続の稼働を実現。「ROBOT-Vシリーズ」のなかには荷物の運搬だけでなくピッキングができる製品もあるため、長時間にわたって物流の自動化を図ることで省人化や生産性の向上にもつながります。