デタコレ端末は、現場に設置するだけで自動環境チェックを行い、直ちに自律動作を開始します。操作は簡素で、必要に応じてオペレーションレスの自動収集が可能。システム側で受信した内容は画面に表示され、通信が途絶えた際には端末に作業実績データを蓄積し、通信再開時に通知します。また、レイアウト変更や交換にもスマートに対応。通信トラフィックの低減のため、コネクションは自律的に接続・切断されます。そのほか、時計機能（RTC）を搭載しており、Wi-Fi接続時にNTPサーバーと同期して多数台の時刻差を解消。さらに、HF/UHF帯の国際標準規格（EPC）タグに対応した品種も用意しています。

デタコレ端末は、手作業工程から機械加工、自動化・無人ラインに至るまでの様々な工程箇所に適用可能です。自動認識（RFID付き：スマート化）の対象は、指示書やかんばん、現品票などの伝票から、ワークの現物、ワーク台や運搬台、ケースなど製造の状況に応じて検討可能。また、工程内での作業種別や状況（段取り、実施中、休憩、メンテナンス等）、機種や号機情報、作業者情報などの付帯情報の収集も可能です。出来高（製造数、良品数、不良数、不良コード）などの付帯情報入力も、簡単タッチ操作で行えるため、作業の効率化が期待できます。

▼RFID
HF帯 ISO/IEC18000-3 Mode3　(EPCタグ) ※他規格要相談
UHF帯 ISO/IEC18000-63　(EPCタグ)
▼RFID-RF出力
HF帯　低出力/中出力
UHF帯 特定小電力（登録不要)

▼アンテナ
用法に応じて選定
・HF帯 3種　(基本　3構成）
・UHF帯 バリエーションあり

▼通知インターフェース
有線LAN 、無線LAN（2.4GHz）

▼タッチパネル液晶
2.8inch（320x240dot) 感圧式

▼本体サイズ
135x76x35(H)mm メンテナンス(自律動作設定等）