「液体検知センサ」はバッテリーレスで自己発電するため、電源が確保できない場所でも使用可能な製品です。マグネシウム空気電池の原理を応用することで数滴程度の液体でも発電を行うことができ、その発生した電力を用いて工場タンクの液漏れや河川の氾濫などを通知することが可能。設備の故障や漏水の早期発見・対応により、被害の最小化を実現できます。

藤倉コンポジット株式会社の「液体検知センサ」は、低コストで導入できるディスポーザブル（使い捨て）タイプです。電源が不要なのでバッテリーを交換する手間もかからず、メンテナンスの必要もありません。また、顧客からの要望があればリユースタイプへの変更も可能。設置場所や用途に応じて選択でき、継続的なコスト削減や環境負荷の軽減に貢献します。

「液体検知センサ」は工場や建築、インフラ、医療分野など多岐にわたる用途で活用可能な製品ですが、藤倉コンポジット株式会社は、その原理を利用したバッテリーレス多用途センサも開発。多用途センサは、押されたり壊れたりといった物理的な衝撃によって内部の水が漏れることで通知を行う仕組みであり、土砂災害の事前報知や積雪検知など幅広い用途への活用が期待できます。