オートクレーブの製品一覧
株式会社羽生田鉄工所が開発した「ハイサイクルオートクレーブ」は、直接加熱冷却方式を採用し、従来のオートクレーブ成形に比べ成形時間・消費エネルギーを大幅に削減することが可能です。CFRPなどの複合材料の加熱成形試験や加圧評価試験に最適で、多くの試験片が必要な場合にも利用できます。また、タッチパネルやPCによる設定、データ管理にも対応。コンパクトなサイズで設置場所を選ばず、使いやすいオートクレーブです。
小型オートクレーブシリーズ『ダンデライオン・フォルテ』は、幅広い温度帯の複合材成形に対応するため、最大温度380℃、最大圧力1.8MPaの能力を持っています。このオートクレーブは、研究開発や小さな部品製作に最適であり、さらに低温～180℃硬化タイプの成形用にも利用できます。さらに、高温域での成形やCFRPなどの複合材料の加熱成形試験や加圧評価試験にも適しており、航空機関連部品向けの製作にも利用できます。機器本体はタッチパネルによる設定値入力が可能で、PCによる入力やデータ管理にも対応しています。小型冷却チラーも標準搭載しています。
高圧蒸気滅菌器 STS244FA・306FAは、滅菌済寒天培地の凝固トラブルを解消するため、滅菌済み培地の保温ができます。基本滅菌パターンのほかにも条件を自由に設定することができ、高機能なタイプです。内部も見やすい排気ボトルを収納しており、エラー検出回路や自己診断機能も備えています。
小型オートクレーブ『DANDELION』シリーズは、研究開発に適した科学・理化学機器です。大学や専門学校、研究機関でも採用されており、コンパクト設計で移動も簡単に行えます。また、電源とコンプレッサーのみで使えるため、すぐ利用可能です。このシリーズはCFRPなどの複合材料の研究開発やパーツ制作、加熱・加圧試験に適しています。さらに、自前の設備を導入することが難しい場合や、複合材料に関連する教育が実施しにくい場合でも、DANDELIONシリーズで問題の解決が可能です。設定値入力はタッチパネルやPCで行え、データ管理も容易にできます。
キャスター付きで移動が簡単な「DANDELION」や、より高温処理に対応した「DANDELION-FORTE」など、様々なニーズに応える製品をラインアップしています。これにより、サイズやコストの関係で設備導入が難しい課題や、複合材料を用いた研究開発の効率化、教育環境の向上など、様々な課題の解決に貢献します。
研究開発や小さなパーツ制作に適した試験用オートクレーブです。CFRPなどの各種複合材料の加熱硬化試験や加圧評価試験に利用できます。機器本体はコンパクトで設置が容易であり、タッチパネルによる設定だけでなく、PCによる入力やデータ管理にも対応しています。また、レンタル利用や貸し出しのサービスも提供しております。
『Eff-Cube』は、株式会社羽生田鉄工所が開発した角型オートクレーブです。加圧ができるため、繊維配向や樹脂の架橋の強固化、内部と表面の品質向上など高品質な製品作りをお手伝いします。また、オートクレーブより安価な初期投資、省エネ効果による低ランニングコスト、短いサイクルタイムなどのメリットも。法規に該当しないため法定検査や手続きは必要ありません。
当製品は、半導体やLEDなどの実装プロセスにおいて重要な役割を果たします。低酸素雰囲気での密閉加熱処理や気泡除去のための加圧加熱処理、減圧加熱処理など、様々な圧力下での加熱処理が可能です。半導体チップと基板の間を樹脂で封止し、接着する実装工程において、気泡の存在が製品の信頼性に悪影響を与えることがありますが、当製品は加圧雰囲気下で試料を加熱・硬化することで気泡を消滅させ、封止の効果を高めています。350℃までの熱処理が可能で、安全性も重視。窒素雰囲気での熱処理の選択も可能です。詳細はお問い合わせいただくか、PDF資料をダウンロードしてご確認ください。
STH245FA・307FAは、使いやすさと安全性を追求した機能を備えた高圧蒸気滅菌器です。ワンタッチレバーによるフタの開閉操作が簡単で、ダブルインターロック機能により安全性も向上しています。また、自動微細排気や培地溶解機構の採用により、滅菌作業がより簡単に行えます。さらに、滅菌条件メモリー機能やディスプレイ方式の採用により操作も簡単です。お問い合わせまたはカタログをダウンロードいただき詳細をご確認ください。
RVシリーズ『RVM/UN』は、経済性と気密性に優れたデルタガスケットを採用した化学反応用撹拌付オートクレーブユニットです。容量は100mlから1リットルまで標準対応しており、標準材質のほかにもさまざまな材質やコーティングに対応。水熱合成やナノ材料合成など、さまざまな高圧反応用途に適しています。