「ウィングスライサー型EZ03」は天吊タイプと床置タイプに分かれており、設置場所や周辺設備に応じて選択できます。天吊タイプは一般的な床置きタイプよりも少ないスペースに設置できるため、生産ラインのコンパクト化が可能。動作距離を短くすることでサイクルタイムも短縮でき、生産性の向上も図れます。

「ウィングスライサー型EZ03」の特徴として、手首の先端に直径36mmの中空穴を用意している点が挙げられます。中空穴があることで配管・配線をロボット内に通すことができ、周辺装置への干渉やパーツへの巻き付きを防止。事故リスクを低減し、円滑に作業を実行できます。

「ウィングスライサー型EZ03」では、ロボットのアーム部からモーターを排除。アームを軽量化することで動作が高速になり、作業を素早く行えます。また、コンパクトながら動作範囲が広く、最大リーチは型式によって450mmあるいは550mm。デッドゾーンがない設計で、省スペースでの作業を実現します。