「高生産モデルLSシリーズ」には4つのモデルがあり、最大可搬質量やアーム長は以下のとおりです。

● LS3：最大3kgの可搬／アーム長400mm
● LS6：最大6kgの可搬／アーム長500mm、600mm、700mm
● LS10：最大10kgの可搬／アーム長600mm、700mm、800mm
● LS20：最大20kgの可搬／アーム長800mm、1,000mm

可搬質量やアームの長さに複数の選択肢があり、発注者は自社工場の規模や取り扱うワークに適した製品の導入が可能。同社はロボットのデモや実験も行っているため、不安を解消したうえで検討できます。

「高生産モデルLSシリーズ」の特徴として、「ジャイロプラステクノロジー」が搭載されている点が挙げられます。ジャイロプラステクノロジーは高速かつ高精度な制御を行う技術で、アーム停止時の振動を低減。ゆれの抑制により把持するワークに対する正確性を高め、破損リスクの減少や生産性の向上を実現しています。

「高生産モデルLSシリーズ」にはカメラ向けのEthernetコネクター装備があり、画像処理システムと連携した作業が可能です。たとえばベルトコンベアからランダムに流れるワークの仕分け・箱詰めを行うなど、部品のピック&プレースを効率よく実行することで生産性を大きく改善できます。