「省スペースコストパフォーマンスモデル Tシリーズ」は、コントローラーをロボット本体に内蔵さした「コントローラー一体型」の設計です。必要なケーブルが少なく、設備の占有面積が減少するため、省スペースでの利用を実現できます。また、ダクト部分が短いため、ケーブルの引き回しを容易にできる点も特徴。配線を通す手間を削減でき、導入をスムーズにできます。

「省スペースコストパフォーマンスモデル Tシリーズ」は、AC100Vの電源でも稼働可能な製品です。同社の他スカラロボットに必要とされる電源電圧がAC200～240Vであるなか、AC100～240Vと幅広い電源電圧に対応。特別な電源設備を用意せずに済むため、医療系の施設などでも使用できます。

「省スペースコストパフォーマンスモデル Tシリーズ」の価格設定は以下のとおり。（2024年1月時点）

● T3（最大3kg可搬／アーム長400mm）：72万円（税別）
● T6（最大6kg可搬／アーム長600mm）：89.4万円（税別）

「T3」の場合、スカラロボット本体に開発ソフトウェアやティーチング用の装置などを含めても税抜96.2万円～で導入可能です。また、バッテリーを使わない構造なので、交換にかかる手間と費用が不要。長期的なメンテナンスコストを削減でき、早期の投資回収を図れます。