「IXシリーズ」は、旧機種である「IHシリーズ」からすべての部品を見直すことで性能を一新。標準サイクルタイムはアーム長500のタイプで0.44秒、超小型タイプで0.35秒と高速性に優れており、生産効率の向上に貢献します。また、繰り返し位置決め精度が±0.01mmと精度が特に高い製品もあるため、製造の安定化も可能。生産ラインを大きく改善でき、生産環境の最適化を図れます。

「IXシリーズ」は、アーム1にアルミ押し出し材を使用することで軽量化と剛性アップを実現。「IHシリーズ」から大幅に小型化しており、限られたスペースでも設置できます。また、壁掛けや天吊りに対応した製品もあり、空間を有効活用できる点も特徴です。

「IXシリーズ」は、コントローラの高速化とロボット本体の剛性向上により、軌跡精度と補間機能の性能を高めています。これによって3次元的な曲線の動きや指定した複雑な経路を辿れるようになるため、塗布や溶接なども容易に実行可能。より精密な動作ができるため、生産ラインの柔軟性が高まります。