ものづくり特化の製品比較サイト
2024.05.14 更新
多関節ロボットとは

多関節ロボットとは

多関節ロボットとは、人間の腕のように複数の関節(ジョイント・軸)をもつロボット です。可動範囲内で自由に動くことができ、部品のピック&プレースや組み立て、食品加工といった複雑な動作を実現します。

Check
SSI株式会社のTM パレタイジングオペレーターの画像
SSI株式会社

TM パレタイジングオペレーター

「TM パレタイジングオペレーター」は、TechMan Robot社の正規代理店であるSSI株式会社が取り扱っている世界No.1のパレタイジングロボットです。自動で荷物の積み下ろしを行ううえに、セーフティーセンサーの搭載により安全柵なしでの稼働が可能です。荷物の数やレイアウトなどをプログラミングする作業は最短5分で完了。最大10kgの荷物に対応しており、作業者の負担軽減や作業効率化に貢献します。

多関節ロボットには以下のようなメリットがあり、産業用途や医療用途など多岐にわたる分野に導入されています。

メリット 概要
生産性の向上 稼働時間を大幅に増やすことができ、生産性の向上につながる
精度と品質の向上 プログラムどおりに正確な動作を繰り返すため、製品の品質安定化を実現
人件費の削減 人手に頼っていた部分をロボットに置き換えることで人件費を削減
作業環境の改善 危険な作業や過酷な環境下での作業をロボットに任せることで、労働者の安全を確保

多関節ロボットには垂直多関節ロボットやスカラロボット(水平多関節ロボット)など種類があり、それぞれに強みや適した用途があります。

  • 垂直多関節ロボット :溶接や組み立て、梱包など
  • スカラロボット :ピック&プレースやネジ締め、シール貼りなど

また、人間と近接した環境での作業が可能な「協働ロボット」も多関節ロボットの一種です。協働ロボットは「リスクアセスメント」の要件を満たせば安全柵が不要となるため、作業環境を大きく変更する必要がありません。

参考:機能安全活用実践マニュアル ロボットシステム編|中央労働災害防止協会

Check
SSI株式会社のTM AI COBOTの画像
SSI株式会社

TM AI COBOT

「TM AI COBOT(旧:TechMan Robot/テックマン ロボット)」は、静岡県のSSI株式会社が販売している台湾・Techman Robot社のカメラ内蔵型協働ロボットです。ネイティブAIエンジン・ロボットアーム・ビジョンシステムを搭載しており、ピック&プレースや梱包、電⼦部品の組み立て、食品製造、ねじ止め、研磨など多様な作業を実現。産業用途に応じてアームの長さや可搬重量を選択でき、自社に最適な製品を導入できます。

多関節ロボットは、その構造や動作特性によって複数の種類があり、各用途に応じて最適なロボットを選択することが重要です。製造業においては、具体的な作業内容や生産ラインの特性に合った最適なロボットを導入することで生産性や効率を最大限に引き出せるため、複数のロボットを比較したうえで導入製品を絞っていくとよいでしょう。

>>【カタログ無料ダウンロード】多関節ロボットの製品一覧を見る