遠心分離機の製品一覧
三菱化工機の「三菱セルフジェクター」は、燃料油や潤滑油、クーラントの清浄用として使用される分離板型遠心分離機です。高い分離能力を持ちながら、カードリッジ交換作業が不要なため、装置保全の作業効率も向上します。さらに、部品即納体制や充実したアフターサポートも提供。潤滑油やクーラント液の性能劣化を防ぎ、使用時間を延長することで、新液補給量を減少させる効果があります。
真空遠心掃除機「GH9V」は、アメロイドの遠心分離技術を搭載したクーラントタンク専用の掃除機です。工作機械のクーラントタンクに堆積する研磨粉やカール状切粉、砥粉をクーラントごと真空吸引し、強力な遠心力でキレイに清浄化します。クーラント液の質も向上させ、工数や交換周期の削減に貢献。また、移動も簡単で一人で扱いやすい特徴も備えています。詳細はお問い合わせ、またはカタログをご覧ください。
ウエハー用インゴットなどを製造する半導体、太陽電池業界において、シリコン加工排水からのスラッジ回収は重要な課題です。ジー・フォース ジャパン株式会社のMG-50W型全自動遠心分離機は、最大遠心力3000Gで粒径3μm以上99%の精度で濾過分離し、回収スラッジの簡単な破棄や再利用が可能。含水率27%以下の達成も実現し、固く締まったスラッジも効率的に回収できます。シリコン加工機の寿命延長や不良率削減をお考えの方は、ぜひご相談ください。
産業排水用 デカンタ型遠心脱水機 proは、目詰まりの無い連続式自動デカンタ型遠心脱水機です。最大3400G~4060Gの高遠心力により、高い脱水性能を実現しています。コンパクトなデザインで設置面積を節約し、汚泥の減容化に最適です。自動制御による最適な運転条件の維持や安全監視機能など、操作が簡単で安全な運転が可能。臭気が少なく目詰まりがないため、洗浄水の使用を減少させ、汚泥性状の変動にも対応できる汎用性も兼ね備えています。
『サイホンピーラーセントリフュージHZ-Si』は、三菱化工機株式会社が開発した遠心分離機です。この機器は、バッチ連続処理が可能であり、高遠心力を保持しながらろ過、脱水、自動掻き取りが行えます。さらに、特殊な防振機構により振動を防止し、有機溶剤を使用するスラリーにも対応。この機器は、ファインケミカルや電子材料など、さまざまな産業で利用されており、高品質製品や危険物の処理に適しています。
塗装ブース排水からのスラッジ回収に特化した遠心分離機、MG-200型全自動遠心分離機を提供しています。この機械は、塗装スラッジを高精度で濾過分離し、回収することにより、塗布ノズルの目詰まりを防止し、循環水タンクの清掃作業回数を削減できます。また、回収スラッジは遠心力による脱水効果で簡単に廃棄することも可能です。
部品メーカーのC社様が『遠心脱油機UB型』を導入し、高周波焼入液の品質管理に成功しました。これにより、頻繁な液交換や産廃費用の削減、焼入液の腐敗低減ができて、生産性の向上とコストダウンを実現しました。
遠心脱油機『 WF型』は、高速回転による強力な遠心力で、油・水・固形物の三相を分離する油水分離機です。水性液中に混入した油分を除去し、同時にエマルションとスラッジも分離します。フィルタなどの消耗品も不要で、効率的な液体のクリーニングが可能です。
自動車部品製造メーカーのA社様は、クーラント中の油分や汚れの混入により週1回の洗浄液交換が必要でした。これにより洗浄液購入費やマンパワーの削減が課題となりました。そこで、「遠心脱油機WF型」を導入することで、洗浄液から油分と汚れを除去し、洗浄液の寿命を延ばすことができました。これにより、新液購入費や廃液処理費の削減、マンパワーの削減、製品品質の安定化などの効果が得られました。
『Thermo Scientific(TM) Sorvall(TM) Legend Micro』は、核酸ミニプレップやエタノール沈殿、小スケールの細胞回収に適した微量高速遠心機です。速い加減速と高速性、優れた安全機能を持ち、さまざまなローターに対応できます。コンパクトなユニットサイズで操作も簡単です。最大21,000×gの加速で、冷却機構付きタイプはわずか9分で冷却可能です。
GEAジャパン株式会社は、科学・理化学機器分野で活躍する会社です。その中でも、遠心分離機の分野では世界的な存在です。特に、バイオガスプラントのふん尿処理に向けた液肥デカンタ脱水機は、処理量や固形物濃度、薬注の有無などにおいてカスタマイズが可能であり、高い実績を持っています。コンパクトなデザインで、目詰まりの無い連続式自動デカンタ脱水機を使用することで、効率的な処理が実現できます。欧州では、他社製品よりも多くの採用がされており、信頼性の高さが証明されています。
Thermo Scientific Sorvall BIOSシリーズは、バイオプロセッシング用の超大容量遠心機です。最大16Lの処理容量を誇り、バイオプロセスの細胞回収や生物製剤の分離・精製プロセスに適しています。工場での製造要求に準拠し、再現性とトレーサビリティを備えており、ワクチンや細胞治療、タンパク質精製、バイオ燃料などの分野で広範なアプリケーションをサポート。また、大画面感圧式カラータッチパネルやGMP製造をサポートするログ管理機能など、使いやすさと耐久性も兼ね備えています。
ジー・フォース ジャパン株式会社が取り扱うMG-30型全自動遠心分離機は、最大遠心力2500Gを実現しながらも、少設置スペースなコンパクトな構造を持っています。この機械はスラッジ回収時の負荷を軽減し、高精度な濾過を実現するため、フィルターや消耗部材の使用が不要です。基本操作はタッチパネルで行い、濾過・脱水・回収を全自動で行えます。処理流量は10〜30L/minで、重量は約300kg。このMG-30型全自動遠心分離機は、科学・理化学機器分野で幅広く活用されます。
GEAジャパン株式会社の液-液遠心分離機「TCシリーズ」は、比重の異なるお互いに溶け合わない2液の分離に最適なディスク型連続遠心分離機です。水と油などの比重の異なる2液を24時間無人で連続的に分離することが可能。分離した重液は内蔵したセントリペタルポンプにより圧力吐出されるため、そのまま次工程へ移送することができます。
GEAジャパン株式会社の浮上油回収・液中分散油回収装置は、遠心分離機を使用して工作機械の洗浄液やクーラント液から油分を除去し、製品品質を向上させます。遠心力により、浮上油ばかりでなく、液中に分散する油分も連続的に分離・除去することが可能です。これにより、洗浄液や冷却液の寿命を延ばし、廃棄コストを低減させるとともに、低油分・低固形分濃度を維持し、安定した製品品質を実現し、また、油分の除去により、バクテリアの繁殖を抑え、清潔な作業環境を提供します。
高速遠心分離機『CF型』は、液中に混入した異物を高精度に除去します。10,000回転の遠心力の働きで液体から異物を分離し、クーラントや洗浄液が本来の性能を取り戻します。遠心分離式なので、フィルタなどの日常的な消耗品がありません。
AS-S型はあらゆる液体から強力な遠心力で不純物を取り除く製品です。不純物は固形化されて自動排出されるため、手間がかかりません。消耗品も不要で、液体の寿命延長や廃液処理費の削減にも貢献。工場の製造ラインや排水処理、ディーゼル燃料の前処理など幅広い分野で高性能を発揮します。
AS-H型は、水・油・あらゆる液体からスラッジ(異物)を分離・固形化することができる開放清掃型の遠心分離機です。廃液の発生がなく、低いランニングコストで運転できます。メンテナンスが簡単で、回転バランスを長期的に維持し故障リスクを低減しています。詳細はお問い合わせかカタログをご覧ください。