三次元測定器とは、X軸・Y軸・Z軸の座標を取得することで物体の形状を正確に測定する装置 です。寸法や形状を精密に測定できるため、製品の品質管理や設計の精度向上などに用いられます。
高い耐久性と環境適応力があり、災害現場でも使用可能な3Dスキャナーです。使用状況に合わせて選べるようシリーズ化されているため、様々なニーズに対応可能。高い測定精度と耐久性を兼ね備えており、どのような場面にもご利用いただけます。
三次元測定器には大きく分けて「接触式」と「非接触式」の2種類があり、それぞれの違いは以下のとおりです。
種類 | 特徴 |
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接触式三次元測定器 | ・プローブ(接触子)が物理的に触れて対象物の測定を行う ・対象物の表面を傷つける恐れがある |
非接触式三次元測定器 | ・レーザーなどを用いて、対象物に触れることなく測定を行う ・やわらかい素材や複雑な形状の対象物でもスピーディーに測定できる |
三次元測定器には測定精度の向上や手間の削減など多くのメリットがあり、作業効率化に大きく貢献します。測定対象が大型だったり計測しづらい形状だったりした場合には、特に利便性を実感できるでしょう。
また、ほかにも撮影したデータを自動で処理できたり防塵・防水性能を備えていたりと、製品によって特徴はさまざまです。三次元測定器を導入する際は、自社に最適な製品かを比較・検討したうえで選択することをおすすめします。